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まな板の消毒方法と衛生管理

まな板の消毒方法と衛生管理

肉や魚や野菜を調理する時に最初に使う道具と言えば、包丁が多くなるでしょう。そして包丁をふるう場所となるのがまな板です。

食材はよく洗っていても、まな板をこまめに消毒する人はそれほどいないかもしれません。

しかし、まな板の消毒は必須項目とも言えることです。その理由と消毒方法について解説します。

目次

まな板を消毒すべき理由

厚生労働省のデータによると、台所には常に食中毒の危険が潜んでいます。食中毒と聞くと、どこかの怪しい業者や衛生管理が行き届いていない店がしでかす事というイメージがあるかもしれませんが、実際には家庭での発生も確認されています。

平成27年度では全体の9.7%の食中毒事故が家庭で起きています。そしてその発生件数は実はもっと多いと推測されています。ではどこに食中毒のリスクがあるかというと、自分の手や食材や食器などが挙げられます。

しかしそれ以外にもあります。シンクやスポンジやふきんにも細菌やウイルスがいます。そしてまな板もそうです。まな板は一見きれいなように見えても汚染菌が存在しています。

それを意識せずに食材を次々と処理してしまうと、汚染が拡がってしまいます。

まな板の消毒方法

まな板の洗浄・消毒方法ですが、ほとんどの汚れをまず流水で落とします。その後洗剤を使ってスポンジ、ないしタワシでこすります(木製まな板の場合がたわし)。

除菌する方法はいろいろあります。まず、アルコールスプレーを使用する方法です。まな板を洗った後にふいて、その後アルコールをふりかけてふきます。

もう一つの方法は漂白剤です。この漂白剤を全体にかけてラップで包み、放置します(木製の場合は漂白剤は変色するのでNG。熱湯にします)。

まな板の賢い使い方

まな板は、できれば複数のものを使い分けるのがベターです。例えば加熱するものとしないものとで使い分けます。東京都福祉保健局によると、野菜や調理済み食品のためのまな板、そして肉や魚などのためのまな板というように分けられます。

もしこれが難しいのであれば、野菜など加熱しない食品を先に切ってしまい、その後加熱するものを切るようにするとリスクが下げられます。裏表の使い分けは基本NGです。

その場合、結局表面の水分がキッチンの台にくっつき、それに汚染された部分がひっくり返されるだけだからです。

まとめ

食品は正しい仕方で取り扱わないと危険です。食中毒が家庭で発生する事は珍しくありません。まな板がその媒介になることがしばしばですが、消毒を徹底し、使い分けるなどして賢く使いましょう


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