資格を生かして働くには？

料理上手な人は評価が高いですが、中には自慢の料理の腕を活かして、仕事に役立てたいという人もいるでしょう。

料理資格としては日本インストラクター技術協会主催の「日本料理インストラクター」などの資格がありますが、資格を活かしてどんな働き方ができるか、ご紹介します。

まず王道の活かした方は料理人になることです。和食の料理人はもちろんですが、その他の料理をしても良いでしょう。ただ冒頭の資格は、日本料理に特化しているので、可能なら日本料理の職人を目指すのが自然でしょう。

資格取得後すぐに自分店を構えるというのはさすがに早いですが、学んだ事や身に就いたスキルを武器に割烹や料亭で修業を積み、さらに経験値をあげてみましょう。

先輩料理人からさらにコツを学びつつ、日本料理の極意、器の選び方、衛生管理、調味料の使い方、包丁の扱い方などを洗練させましょう。

資格講座を通して学んだ知識を他の人と分け合うという形も良いでしょう。自宅やカルチャースクールで講師活動をして、できるだけ多くの人が日本料理ないしは和食に親しめるようにするのも楽しいはずです。

世界で和食の価値が高まっていることや、健康的な食事を好む近年の傾向を踏まえるとすれば、和食に対する興味も決して低くありません。和食の良さを再び見直す動きを高めることで、料理教室の需要も期待できます。

最近はレシピサイトの利用が一般化しています。学んだ和食知識を活かして料理をテーマにしたブログを開設したり、SNSに写真やレシピを投稿したり、レシピ本を出版するといった方法を取るのも面白いでしょう。

生活習慣病とか肥満といったキーワードがよく知られるようになっているので、健康的な食生活を意識している人は多いです。そういう中で、健康的な和食をテーマにしたメディアがあると役立つでしょう。

まずはブログやSNSなどお金のかからない方法で情報を発信し、人気が出たら本を出版する事を目標にすると良いでしょう。

料理資格を活かして働く方法は色々あります。オーソドックスな方法としては料理人です。割烹や料亭で修業しつつ、いずれは独立開業しても良いでしょう。

また料理講師として生徒たちに和食の魅力を伝えるのも良いですし、メディアを通してレシピ集などを公開するというのも良い方法でしょう。いずれにしても料理の勉強には終わりはないので、資格取得後も研鑽を続けていくのは大切です。