作り置き料理の作り方と安全管理
毎回毎回料理を作るのは面倒なものです。その時は料理を作り置きにすることで、後でカンタンに食べられるようにすると効率的です。
ただし作り置き料理をする時は、注意事項が何点かあります。作り方や意識すべきポイントについて簡単に説明します。
目次
作り置き料理の作り方
普段働いている人や学校で忙しい人、子育てに追われている人などは、家族においしく健康的なものを食べさせたいと思ってはいても、その時間が取れないというジレンマがあります。
そんな時に、作り置き料理を用意することで、温めるだけですぐ食卓が整います。作り置きのレシピはたくさんありますが、コツがいくつかあります。
例えばお肉を使った料理の場合、口当たりが柔らかい野菜などと一緒に調理すると、冷やした時の硬さがやわらいで食べやすくなります。またシャキシャキした食感の素材と一緒にすると、やわらかいだけでなく歯ごたえが出てきます。
冷やして放置しておくと、作り置き料理は素材の水分が流出して水っぽくなることがあります。これを防ぐためにゴマや節などを投入すると、水分が吸収されます。
作り置きレシピの例
作り置きレシピの代表格とも言えるミートソースのレシピをご紹介します。作り置きしておくことによって、麺をゆでるだけで完成となるので、とても便利なレシピです。
分量はおまかせですが、ひき肉と玉ねぎ、トマトの缶づめ、にんにく、オリーブオイル、コンソメは用意するのをオススメします。味付けはケチャップと醤油と塩コショウくらいです。
ウスターソースを少々入れるのもオススメです。ひき肉と野菜類を炒め、玉ねぎがいい色になったらコンソメやトマトの缶づめを投入して10分少々煮込ませます。最後に塩とコショウで整えます。
多めに作ったらそれを冷凍保存します(粗熱を取ってから容器に入れて、完全に冷めたら冷凍庫に入れます。暖かいと上記がタッパーの裏について結露になり傷みやすいからです)。
安全管理
料理は、その場で作ったものを食べるか、少しだけ置いておいたものを食べるくらいが安心ですが、作り置き料理はそうはいきません。それでも、安全管理をしっかり行う事によって、安心して食べられるようになります。
保存する時のコツをいくつか挙げてみましょう。作った料理は、きれいに殺菌したタッパーで密閉して保存するようにします。熱湯を使ったり酢を使った消毒します。
また大量に作った場合は、何回かに分けて取りだすことになりますが、その時には、順序良く端の方から取りだすようにします。攪拌するようにして取りだしてしまうと、余計な水分が流出したり、空気にあたってその分傷んでしまいます。
また夏は特にですが、素早く取り出すようにして、保存温度と室温との差が影響しないようにしてください。
まとめ
作り置き料理をマスターすると普段の家事が楽になります。時間がある時はその場で調理したいところですが、今は忙しい時代なので作り置き料理も便利です。安全管理に気をつけながら賢く食材を使いましょう。